「サイクリング用サングラス、どれを選べばいいかわからない」「高いサングラスは本当に価値があるのか」
ロードバイクやMTBを楽しむサイクリストなら、一度はこんな悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか。安価なサングラスでは視界が歪んで疲れやすく、汗をかくとズレてストレスになる。かといって、高級サングラスは価格が気になって手が出しにくい。
そんなサイクリストから圧倒的な支持を集めているのが、Oakley Jawbreaker(オークリー ジョウブレイカー) です。Tour de Franceをはじめとする世界最高峰のレースでプロチームが採用し、その性能は折り紙付き。Amazon評価4.4、BikeRadar評価4.5と高い評価を獲得しています。
この記事では、ジョウブレイカーが選ばれる理由と、購入前に知っておくべきデメリットを詳しく解説します。
Oakley Jawbreakerとは?基本情報とスペック
Oakley Jawbreakerは、2015年にサイクリング専用として開発されたアイウェアです。当時世界最強と呼ばれたチームスカイ(現INEOS Grenadiers)との共同開発により誕生し、現在もプロ・アマ問わず世界中のサイクリストに愛用されています。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | OO9290シリーズ |
| サイズ | L(136mm) |
| フィット | Wide – High Bridge Fit |
| 重量 | 約34g |
| フレーム素材 | O Matter™ |
| レンズ | Prizm™レンズ |
| UVカット | 100% UVA/UVB/UVC |
| 価格 | ¥41,470(公式)/ ¥29,029(Amazon) |
特筆すべきは約34gという軽量設計です。長時間のライドでも顔への負担が少なく、快適さを維持できます。また、High Bridge Fitは日本人の顔型にもフィットしやすい設計となっています。
プロが選ぶ5つの理由:ジョウブレイカーのメリット
1. 圧倒的な視野の広さ
ジョウブレイカー最大の特徴は、その大型レンズによる180度近い視野です。サイクリング中は前方だけでなく、左右の車両や歩行者、後方から迫る自転車など、常に周囲の状況を把握する必要があります。
一般的なサングラスでは視野が狭く、首を動かして確認しなければならない場面でも、ジョウブレイカーなら視線の移動だけで周囲を確認できます。これは安全性の向上に直結する大きなアドバンテージです。レビューでも「視野の広さは圧倒的」という声が多く見られます。
2. Prizm™レンズで路面状況を鮮明に把握

Oakley独自のPrizm™レンズテクノロジーは、特定の色波長を強調することでコントラストを高め、路面の凹凸や障害物を認識しやすくする技術です。
通常のサングラスでは見落としがちな小さな穴や段差、落下物なども、Prizm™レンズなら早期に発見できます。Road用、Trail用、Low Light用など環境に応じた最適化レンズが用意されており、ライドシーンに合わせて選択可能です。
特にPrizm Roadは、アスファルト路面の微妙な変化を際立たせる設計で、ロードバイク乗りから高い評価を得ています。
3. Switchlock™で素早いレンズ交換

天候の変化が激しいライド中、レンズ交換に手間取った経験はないでしょうか。ジョウブレイカーのSwitchlock™システムは、フレームのロックを解除するだけで工具不要のレンズ交換を実現しています。
朝は曇り空でクリアレンズ、日中は晴れてダークレンズというように、状況に応じて素早くレンズを交換できます。複数のレンズを携帯していれば、どんな天候でも最適な視界を確保できるのです。
4. 汗でもズレないUnobtainium®グリップ

高強度のヒルクライムや夏場のライドでは、大量の汗をかきます。一般的なサングラスは汗で滑ってズレやすく、何度も位置を直すストレスがあります。
ジョウブレイカーのノーズパッドとイヤーソックにはUnobtainium®という特殊素材が使用されています。この素材は水分を含むとグリップ力が増す特性があり、汗をかけばかくほどしっかりとフィットします。激しいダンシングでもズレる心配がありません。
5. HDO®による歪みのないクリアな視界
安価なサングラスでは、レンズの歪みにより長時間使用すると目が疲れやすくなります。OakleyのHDO®(High Definition Optics) は、光の屈折を最適化し、歪みのない自然な視界を提供する技術です。
医療用や軍用アイウェアにも採用されるこの技術により、長時間のライドでも目の疲労を軽減し、集中力を維持できます。100% UVA/UVB/UVCカットと相まって、目の健康を守りながらライドを楽しめます。
正直なデメリット:購入前に知っておくべき3つの点
1. 価格が高い
公式価格¥41,470は、サングラスとしては高額な部類に入ります。特にサイクリングを始めたばかりの方にとっては、躊躇する価格帯かもしれません。
ただし、Amazonでは¥29,029(約30%OFF)で購入できることが多く、セール時にはさらに安くなることもあります。また、耐久性が高く数年間使用できることを考えると、年間コストで換算すれば決して高くはないという見方もできます。
2. 大型レンズは好みが分かれる
ジョウブレイカーの大型レンズは視野の広さというメリットがある反面、デザインの好みが分かれます。「レーシーすぎる」「普段使いには目立つ」という声も見られます。
サイクリング専用と割り切れる方には問題ありませんが、普段使いも兼ねたい方は、同じOakleyのRadarやSutroなど、より汎用的なデザインも検討する価値があります。
3. 曇りやすいという声も
一部のレビューでは、気温差が大きい環境や湿度の高い日にレンズが曇りやすいという指摘があります。これはベンチレーション構造の特性上、完全には避けられない問題です。
対策としては、曇り止めスプレーの使用や、通気性を考慮した走行速度の維持が挙げられます。また、Prizm Low Lightレンズは通気孔が設けられており、曇りにくい設計となっています。
競合製品との比較
| 製品 | 価格帯 | 特徴 | 評価 |
|---|---|---|---|
| Oakley Jawbreaker | ¥29,000〜41,000 | Prizm™レンズ、Switchlock™、プロ採用実績 | (4.5) |
| 100% Speedcraft | ¥25,000〜35,000 | 大型レンズ、若年層に人気、カラバリ豊富 | (4.3) |
| POC Aspire | ¥25,000〜40,000 | 北欧デザイン、安全性重視、Clarity™レンズ | (4.2) |
| Smith Attack MAG | ¥30,000〜45,000 | マグネット式レンズ交換、ChromaPop™レンズ | (4.3) |
ジョウブレイカーの優位性は、Prizm™レンズの視認性と長年の実績による信頼性にあります。100% SpeedcraftやSmith Attack MAGも優れた製品ですが、Tour de Franceをはじめとするグランツールでの採用実績では、Oakleyが圧倒的です。
こんな人におすすめ/おすすめしない人
おすすめする人
本格的にサイクリングを楽しむ方、特に週末のロングライドやヒルクライムに取り組む中級者〜上級者には自信を持っておすすめできます。安全性を重視し、長時間のライドでも快適な視界を求める方にとって、ジョウブレイカーの価値は価格以上のものがあります。
また、すでに安価なサングラスを使用していて視界の歪みやズレに不満を感じている方、次のステップとして本格的なアイウェアを検討している方にも最適な選択肢です。プロと同じ機材を使うことで、モチベーションアップにもつながります。
おすすめしない人
サイクリングを始めたばかりで、まだ続けるかわからない方には、まず手頃な価格帯のサングラスから始めることをおすすめします。また、普段使いも兼ねたい方や、控えめなデザインを好む方には、ジョウブレイカーの大型レンズは合わないかもしれません。
室内でのトレーニングがメインの方、短時間のライドが中心の方は、ジョウブレイカーのスペックを持て余す可能性があります。
まとめ:ジョウブレイカーは投資する価値のあるアイウェア
Oakley Jawbreakerは、Prizm™レンズによる鮮明な視界、Switchlock™による素早いレンズ交換、Unobtainium®グリップによるズレない装着感と、サイクリストが求める機能を高いレベルで実現したアイウェアです。
価格は決して安くありませんが、その性能と耐久性を考えれば、長期的に見て価値ある投資といえます。特にAmazonでは公式価格より約30%安く購入でき、コストパフォーマンスは十分です。
世界最高峰のレースでプロが選ぶ理由を、ぜひあなた自身のライドで体感してください。
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