「サイクルジャージって、なんでこんなに高いの?」「有名ブランドは1万円超えが当たり前…」「かといって安い中華製は品質が不安」
ロードバイクを始めたばかりの方なら、こういった経験があるんじゃないでしょうか。サイクルウェア選びって、意外と悩ましいんですよね。
そこで注目したいのが、広島発のサイクルウェアブランド「Morethan(モアゼン)」です。Amazon評価4.3、93%が好評価という実績を持ちながら、3,500円〜という価格帯で展開しています。
Morethanが注目される理由
Morethanは2014年に広島県の丸豊通商株式会社が立ち上げたサイクルウェア専門ブランドです。ブランドコンセプトは「Worth more than the price.」、つまり「値段以上の商品を提供する」という意味が込められています。
有名ブランドのサイクルジャージが1〜4万円する中、Morethanは3,500円〜9,000円という価格帯で展開。それでいてOeko-Tex Standard 100認定素材を使用するなど、品質面でも妥協していない点が評価されています。
基本スペック
今回取り上げるのは、秋冬用の裏起毛モデル「FVP-016」です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 商品名 | Morethan FVP-016 サイクルジャージ |
| 用途 | 秋冬用(10°C帯対応) |
| 素材 | 裏起毛素材、Oeko-Tex Standard 100認定 |
| 縫製 | 3D立体縫製 |
| カラー | 8色(迷彩、グレー、ダークブルー、ティールグリーン、ピンク、ブラック、ライトブルー、ワインレッド) |
| サイズ | S〜3XL(6サイズ展開) |
| 機能 | リフレクター、バックポケット3つ、袖口ゴム |
| 価格 | ¥6,398(Amazon) |
| Amazon評価 | 4.3/5(210件) |

注目したい3つの特徴
日本企画・認証素材の安心感
Morethanは中国や東南アジアで製造されていますが、企画・デザインは日本で行われています。さらに、Oeko-Tex Standard 100という国際認証を取得した素材を使用。これは健康を害する物質が含まれていないことを証明する認証で、直接肌に触れるインナーウェアにも使える安全基準をクリアしています。

3D立体縫製によるフィット感
サイクルジャージで重要なのが、ライディングポジションでのフィット感です。Morethanは3D立体縫製を採用しており、前傾姿勢をとった際に背中がめくれ上がりにくい設計になっています。バックポケットは3つ配置され、補給食やスマートフォンの収納に対応しています。

手厚いサポート対応
ネット通販専門ブランドの弱点は「試着できない」ことですが、Morethanはサイズ交換対応を行っています。レビューを見ると「GW中にも関わらず迅速に対応してもらえた」「サイズが合わなかったが、すぐに交換してもらえた」という声が多く見られます。LINE公式アカウントでの問い合わせにも対応しており、サポート体制の充実が評価されています。
レビューで評価されている点
コストパフォーマンスの高さ
Amazonレビューで最も多く見られるのが「価格以上の品質」という評価です。パールイズミやカステリなどの有名ブランドと比較すると、1/3〜1/5程度の価格で購入できるため、「初心者の1着目」「練習用のセカンドウェア」として選ばれているようです。
「低価格なのに満足いく品質」「生地がバタつかない」「フィット感良好」といった声が多数報告されています。
裏起毛素材の保温性
FVP-016は秋冬用モデルとして、裏起毛素材を採用しています。メーカー情報によると、対応温度帯は5〜15°Cとされており、秋のロングライドやヒルクライム、ポタリングなど幅広いシーンに対応します。

注意点・気になるポイント
サイズ感がやや小さめ
レビューで最も多い指摘が「サイズが小さめ」という点です。メーカーのサイズ表には体重目安も記載されていますが、実際には身長を基準に選ぶことが推奨されています。普段着より1サイズ上を選ぶ人も多いようです。
ただし、サイズ交換対応があるため、万が一合わなかった場合でも対応してもらえるという安心感があります。

5°C以下では厳しい
FVP-016の対応温度帯は5〜15°Cとされていますが、レビューでは「5°C以下になると寒い」という声も見られます。真冬のライドには、別途インナーやウインドブレーカーとの組み合わせが必要になるかもしれません。
Morethanからはウインドブレーカー(WVP-005、WVP-008)やサイクルベスト(WVP-027)も展開されているので、気温に応じてレイヤリングを検討すると良いでしょう。
競合ブランドとの比較
| ブランド | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| Morethan | ¥3,500〜¥9,000 | 日本企画、Oeko-Tex認証、サポート充実 |
| Santic | ¥5,000〜¥8,000 | 中国ブランド、Prime対応多数 |
| ROCKBROS | ¥4,000〜¥8,000 | 中国ブランド、デザイン豊富 |
| パールイズミ | ¥10,000〜¥40,000 | 国内トップブランド、高品質 |
Morethanは「日本企画の安心感」と「手厚いサポート」という点で、同価格帯の中国ブランドとの差別化を図っています。一方、パールイズミなどの国内大手ブランドと比較すると、フィット感や耐久性では及ばない部分もあるかもしれません。
どんな人に向いている?
Morethanのサイクルジャージは、ロードバイクを始めたばかりの方や、練習用のセカンドウェアを探している中級者に向いています。「最初から高いウェアを買うのは気が引ける」「まずは手頃な価格で試したい」という方には、ちょうど良い選択肢になるでしょう。
逆に、レース志向で高いフィット感を求める方や、極寒の中でも走る方には、国内大手ブランドの方が適しているかもしれません。
まとめ
Morethan サイクルジャージ(FVP-016)は、3,500円〜という価格帯ながら、日本企画・Oeko-Tex認証素材・手厚いサポートという3つの強みを持つコストパフォーマンスの高い製品です。Amazon評価4.3、93%好評という実績が、その価値を裏付けています。
サイズがやや小さめという点と、5°C以下では厳しいという2つの注意点はありますが、サイズ交換対応があること、レイヤリングで対応できることを考えれば、大きな問題にはならないでしょう。
「サイクルジャージは高い」というイメージを覆してくれる、初心者にやさしいブランドです。
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