秋のサイクリング、こんな悩みありませんか?
「朝6時は10℃なのに、昼は25℃…何を着ればいいの?」
「ヒルクライムで汗だくになった後の下り坂が寒すぎる」
「夏用ジャージだと朝晩が寒いし、冬用だと日中暑すぎる」
私も3年前まで、秋のライドのたびに服装選びで失敗していました。特に100kmを超えるロングライドでは、朝の寒さ対策でウィンドブレーカーを着込んだら、日中暑すぎてバックポケットがパンパンに…。
そんな悩みを解決してくれたのが、日本ブランド「KAPELMUUR(カペルミュール)」の秋用サイクルジャージでした。実際に8種類のモデルを試して分かった、温度帯別の最適解をお伝えします。
なぜカペルミュールを選んだのか?3つの決め手
1. 日本人体型への完璧なフィット感
海外ブランド(Rapha、Castelli)も検討しましたが、日本人向けに設計されたカペルミュールは別格でした。特に肩幅と着丈のバランスが絶妙で、前傾姿勢でも背中が出ない設計は本当にありがたい。
2. 温度帯が明確で選びやすい
各モデルに「5-15℃対応」など、具体的な温度帯が明記されています。天気予報を見れば、どのジャージを選べばいいか一目瞭然。この分かりやすさは他ブランドにはない魅力です。
3. カフェライドでも浮かないデザイン
レーシーすぎず、カジュアルすぎない絶妙なデザイン。紅葉の名所のカフェでジャージのまま入っても違和感がありません。実際、「そのジャージ、どこの?」と聞かれることも多いんです。
【実測データ付き】温度帯別おすすめモデル8選
それでは、実際に使用した8モデルを温度帯別にご紹介します。各モデルとも最低10回以上のライドで検証済みです。
20℃前後(9月下旬〜10月上旬)の定番 – 薄手モデル
1. Octa 裏起毛メッシュジャージ2(lils070)- 15〜20℃

価格:12,650円
(4.5)
このジャージ、正直「買ってよかった」と思える1枚です。帝人フロンティアの特殊繊維「Octa」は、タコ足のような8本の突起がある断面構造。これが絶妙な保温性と通気性を生み出しています。
実際に使った感想:
- 朝の15℃でスタート→昼の20℃でゴール、全く問題なし
- 登りで汗をかいても、メッシュ部分から熱が逃げて快適
- 洗濯50回以上しても型崩れなし(2年使用)
特におすすめな人:
- 秋サイクリング初心者(最初の1枚として最適)
- 50〜70kmの朝ライドメイン
- コスパ重視の方
2. スムース ウォームジャージ(lils069)- 15℃前後

価格:14,300円
(4.0)
イタリアCarvico社の高級素材を使用。薄手なのに暖かい、まさに「ちょうどいい」ジャージです。
実際に使った感想:
- ピーチ起毛の肌触りが最高に気持ちいい
- ストレッチ性が高く、ダンシングでも突っ張らない
- イエローカラーは視認性も高く安全
15℃前後(10月中旬〜下旬)の主力 – 中厚手モデル
3. レーシングサーモジャケット スラッシュ(lijk1031)- 5〜15℃

価格:15,400円
(5.0)
これは本当に「万能」の一言。春・秋・初冬の3シーズン使える優等生です。
実測データ:
- 気温8℃、風速3m/s:インナー1枚で快適
- 気温15℃、無風:そのまま1枚でOK
- 100kmライド後も臭わない(防臭効果あり)
ここが素晴らしい:
- Lion de Kapelmuurラインでレーシング仕様
- 3分割バックポケットで補給食の整理が楽
- シリコングリッパーで裾のめくれなし
4. サーモドリーム 長袖ジャージ(lils072)- 5〜15℃

価格:16,500円
(4.5)
イタリアMITI社の最高級素材「THERMODREAM」使用。値段は張りますが、その価値は十分にあります。
3ヶ月使用レポート:
- 朝霧の中のライドでも内側はサラサラ
- 紅葉ツーリング150kmを1枚で完走
- オリーブカラーが秋の景色に映える
5. サーマルコンビジャケット(kpjk1067)- 5〜15℃

価格:16,500円
(4.0)
ワッフル生地のコンビネーションがおしゃれ。機能性とデザイン性を両立した1枚。
10℃以下(10月下旬〜11月)の防寒対策 – 厚手モデル
6. クロスオーバー ウインドシールドジャケット(lijk1014-1016)- 0〜10℃

価格:22,000円
(5.0)
晩秋から初冬まで対応する最強防寒ジャケット。正直、これ1枚あれば真冬以外は乗り切れます。
極寒テスト結果:
- 気温3℃、向かい風10m/s:全く寒さを感じない
- 防風性能:風速15m/sでも風を通さない
- 撥水性:小雨30分は余裕で耐える
投資価値:
22,000円と高額ですが、秋冬春の3シーズン使えることを考えれば、実はコスパ最高です。
7. Octa 防風ライトウェイトジャケット(lijk1036)- 0〜10℃

価格:22,000円
(4.5)
3つの異なる素材を組み合わせた、まさにハイテクジャケット。
技術的な凄さ:
- 表:SOLOTEX(形状記憶)
- 裏:帝人Octa(保温)
- 背面:THERMODREAM(通気性)
コンパクトに収納できるので、朝晩の寒暖差が激しい日の保険としても最適。
オールラウンド – 特殊モデル
8. 長袖リネン風コンビジャージ(kpls1041)- 春〜秋対応

価格:15,950円
(3.5)
カジュアルライド派に推したい1枚。機能性は他モデルに劣りますが、普段着っぽく着られるのが魅力。
こんなシーンで活躍:
- 街乗りメイン
- カフェライド
- 輪行での移動時
実際に100kmライドで比較してみた
同じコース(獲得標高1,000m)を異なる気温で走り、各ジャージの快適性を検証しました。
気温 | 最適だったモデル | 理由 |
---|---|---|
20℃晴れ | Octa裏起毛メッシュ | 通気性と保温のバランスが完璧 |
15℃曇り | レーシングサーモ | 1枚で温度調整不要 |
10℃小雨 | クロスオーバー | 防風・撥水で全く寒くない |
5℃晴れ | Octa防風 + インナー | 軽量なのに暖かい |
よくある質問(購入前の不安を解消)
実は失敗したこと(正直なデメリット)
デメリット1:人気カラーは売り切れやすい
特にオリーブやネイビーなどの人気色は、シーズン初めに売り切れることが多い。9月初旬の購入がベスト。
デメリット2:価格はやや高め
エントリーモデルでも12,650円。ユニクロやワークマンと比べると確かに高い。
でも考えてみてください:
- 週2回×3ヶ月×3年=72回使用
- 15,000円÷72回=約208円/回
- カフェのコーヒー1杯より安い!
デメリット3:実店舗が少ない
試着できる店舗が限られているのは事実。
解決策: 多くのショップで30日間返品・交換対応あり。まずは購入して、合わなければ交換という手も。
まとめ|結局どれを買えばいい?
最初の1枚なら
「レーシングサーモジャケット スラッシュ」がおすすめです。5-15℃対応で、秋の大半をカバー。デザインも機能も文句なし。
予算に余裕があるなら
- レーシングサーモジャケット(5-15℃)
- Octa裏起毛メッシュ(15-20℃)
- クロスオーバーウインドシールド(0-10℃)
この3枚があれば、秋〜春まで完璧です。
コスパ重視なら
「Octa裏起毛メッシュジャージ2」がベスト。値段以上の価値があります。
今買うべき理由
正直、今(9月)を逃すと後悔します。なぜなら:
- 人気サイズ・カラーが完売前 – 10月になるとM、Lサイズは品薄
- 実際に使える期間が長い – 今買えば11月まで3ヶ月使える
- 秋シーズンを最大限活用 – 今から使えば3ヶ月フル活用可能
私も最初は「高いな…」と思いました。でも、快適な秋ライドを経験すると、もう安物には戻れません。汗冷えしない、風を通さない、そして何より「カッコいい」。
週末の楽しみが、もっと楽しくなる。それがカペルミュールの秋ジャージです。
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