iGPSPORT BiNavi Air レビュー|77gの超軽量ナビ搭載サイコンが3万円以下

ナビ機能付きのサイクルコンピュータが欲しいけれど、Garminは高くて手が出ない。そんな悩みを抱えているサイクリストは多いのではないでしょうか。

特にヒルクライムを楽しむ方にとって、「少しでも軽くしたい」という気持ちは切実なもの。スマホをナビ代わりに使うとバッテリーの減りが心配だし、重量も気になりますよね。

そんな方に注目してほしいのが、iGPSPORTの「BiNavi Air」です。「軽さこそ最強」をコンセプトに開発されたこのモデルは、わずか77gという驚異的な軽さを実現しながら、本格的なナビゲーション機能を搭載しています。しかも価格は29,700円と、ハイエンドGPSサイコンの半額以下という魅力的な設定になっています。

目次

iGPSPORT BiNavi Airが注目されている理由

iGPSPORTは2012年に設立されたサイクルコンピュータブランドで、12件の発明特許と23件の実用新案権を保有する技術力の高いメーカーです。

2024年からはツール・ド・フランス4回優勝のChris Froome(クリス・フルーム)がグローバルブランドアンバサダーに就任し、2026年シーズンにはワールドツアーチームのグルパマ・FDJとパートナーシップを締結するなど、プロサイクリングシーンでの存在感を急速に高めています。

BiNavi Airは、同社の人気モデル「BiNavi」の軽量版として登場しました。BiNaviの充実したナビ機能を継承しながら、本体重量を103gから77gへと26gも軽量化。画面サイズを3.5インチから3.0インチにコンパクト化することで、軽さとコンパクトさを両立させた「軽量フラッグシップナビモデル」として位置づけられています。

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基本スペック

項目仕様
ディスプレイ3.0インチ カラータッチスクリーン(240×400)
サイズ91.2×51.3×13.8mm
重量77g
バッテリー持続時間30時間以上
充電時間1.5時間(USB Type-C)
メモリ32GB
防水性能IPX7
GPSデュアルバンドGNSS(L1+L5)
対応衛星GPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、QZSS

32GBの大容量メモリを搭載しているため、数年分の走行データやマップデータを余裕をもって保存できます。IPX7の防水性能は、30分間の水没にも耐えられる規格なので、突然の雨に降られても安心してライドを続けられます。

注目したい機能

77gの超軽量設計

BiNavi Airの最大の特徴は、本体重量わずか77gという軽さです。同シリーズのBiNaviが103gですから、実に26gの軽量化を実現しています。厚さも13.8mmと非常にスリムで、ハンドルバーに取り付けても存在感が控えめ。ヒルクライムで「1gでも軽くしたい」というサイクリストにとって、この軽さは大きなアドバンテージになります。

デュアルバンドGNSS測位

GPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、QZSSの5つの衛星システムに対応し、さらにL1+L5のデュアルバンドで受信することで、都市部のビル街や山間部など電波の届きにくい場所でも高精度な測位を実現します。ルートから外れた際の再計算も素早く、ストレスなくナビゲーションを続けられます。

iClimb 3.0ヒルクライムプランニング

iClimb 3.0機能を使えば、走行ルート上の勾配プロフィールをナビ画面と同時に表示できます。これから待ち受ける坂の傾斜や距離を事前に確認できるため、体力配分の計画が立てやすくなります。知らない峠に挑むときも、「あとどれくらいで頂上か」が分かるのは心強いですよね。

電子変速システム対応

Shimano Di2、SRAM eTap、Campagnolo EPSといった主要な電子変速システムに対応しています。現在のギアポジションをサイコン画面に表示できるだけでなく、Di2ではサイコンからの変速コントロールも可能です。ハイエンドバイクに乗っている方にとって、この連携機能は見逃せないポイントです。

利用者から評価されている点

ナビ機能の使いやすさ

BiNaviシリーズのナビ機能は「予想以上に良かった」と高い評価を受けています。ルート案内の精度が高く、曲がり角に近づくと自動的にマップがズームアップしてポップアップ表示で通知してくれます。

1000kmのロングルートでも解析はほんの数秒で完了するという報告もあり、ブルベやロングライドで使う方にとっても頼もしい性能です。ルートを外れた際の再計算も素早く、道を間違えても焦ることなく目的地に向かえます。

画面の視認性

3.0インチの半透過反射型カラーディスプレイは、直射日光下でも見やすいと評価されています。自動明るさ調整機能を搭載しているので、トンネルに入ったときや夕暮れ時にも適切な明るさに自動で切り替わります。

タッチパネルの反応も良好で、地図の拡大・縮小やページ切り替えもスムーズ。手袋をしたままでも操作できるので、寒い季節のライドでも快適に使えます。

コストパフォーマンスの高さ

「地図ナビ付きのサイコンが欲しいけど、Garminは高い」という方にとって、BiNavi Airは非常に魅力的な選択肢です。ナビ機能付きの競合製品と比較すると、半額以下の価格設定でありながら、必要十分な機能を備えています。

「Garminキラー」と評するレビューもあり、コスパ重視のサイクリストからの支持を集めています。

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購入前に知っておきたいポイント

BiNaviより画面サイズが小さい

軽量化のトレードオフとして、画面サイズはBiNaviの3.5インチから3.0インチにダウンサイズしています。老眼の方や大きな画面で情報を確認したい方は、画面サイズの違いを考慮する必要があります。ただし、3.0インチでも走行中の視認性には問題ないとされており、多くのサイクリストにとっては十分なサイズです。

バッテリー持続時間の違い

BiNavi Airのバッテリー持続時間は30時間以上で、BiNaviの35時間と比較するとやや短くなっています。ただし、日帰りライドや1泊程度のツーリングであれば問題なく対応できる時間です。1.5時間でフル充電できるUSB Type-C対応なので、宿泊先での充電も手軽に行えます。

新製品のためレビューが少ない

BiNavi Airは2026年1月に日本市場に登場した新製品のため、国内でのレビューはまだ多くありません。ただし、同シリーズのBiNaviは多くのレビューで高評価を得ており、基本的な機能や品質については安心できます。

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他の製品と比べて

項目BiNavi AirBiNaviGarmin Edge 540
価格¥29,700¥39,930¥59,800
ディスプレイ3.0インチ3.5インチ2.6インチ
重量77g103g80.3g
バッテリー30時間35時間26時間
ナビ機能
タッチ操作×

BiNavi Airは、同社のBiNaviと比較して約1万円安く、26g軽量です。画面サイズとバッテリー持続時間を重視するならBiNavi、軽さとコンパクトさを優先するならBiNavi Airという選び方になります。

Garmin Edge 540と比較すると、BiNavi Airは半額以下の価格でありながら、画面サイズは大きく、バッテリー持続時間も長く、タッチ操作にも対応しています。Garminの充実したエコシステムやトレーニング分析機能を必要としないのであれば、BiNavi Airは非常にコストパフォーマンスの高い選択肢です。

購入前によくある質問

日本語には完全対応している?

はい、日本語に完全対応しています。メニュー表示やナビゲーション案内もすべて日本語で利用できるので、英語が苦手な方でも安心して使えます。

Stravaとの連携は簡単にできる?

iGPSPORTアプリを通じて、Strava、TrainingPeaks、Komootとの自動同期が可能です。ライド後にアプリを開けば、自動的にデータがアップロードされるので、手動でのファイル転送は不要です。

雨の日のライドでも大丈夫?

IPX7の防水性能を備えているため、雨天でのライドも問題ありません。30分間の水没にも耐えられる規格なので、突然の豪雨に遭っても安心です。

手袋をしたまま操作できる?

タッチスクリーンは手袋対応なので、冬用のサイクリンググローブを着用したままでも操作できます。6つの物理ボタンも備えているため、タッチ操作が難しい状況でもボタンで操作可能です。

どこで買える?

BiNavi Airは、Amazonおよびサイクルショップで購入できます。価格は29,700円(税込)で、Amazon Primeに対応しているため、翌日配送で届くエリアも多くなっています。

iGPSPORT公式ストアもAmazon内に出店しており、正規品を安心して購入できます。付属品として、本体の他にシリコンケース、液晶保護シート、USB Type-Cケーブル、Garmin互換マウントが同梱されているため、別途マウントを購入する必要がないのも嬉しいポイントです。

まとめ

iGPSPORT BiNavi Airは、「軽量なナビ付きサイコンが欲しい」「Garminは高すぎる」という悩みを持つサイクリストにとって、理想的な選択肢です。

77gという超軽量設計、30時間のロングバッテリー、高精度なデュアルバンドGNSS、便利なiClimb 3.0機能など、3万円以下の価格帯とは思えない充実したスペックを備えています。Chris Froomeがアンバサダーを務め、ワールドツアーチームとパートナーシップを結ぶブランドの製品という信頼感もあります。

軽さを最優先するヒルクライマーや、コストを抑えながらナビ機能付きサイコンを手に入れたい方には、BiNavi Airを強くおすすめします。一方、大画面で情報を確認したい方や、バッテリー持続時間を重視する方は、同シリーズのBiNaviを検討してみてください。

「軽さこそ最強」というコンセプトに共感する方は、ぜひBiNavi Airで77gの軽さを体感してみてはいかがでしょうか。

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