「欧米メーカーのヘルメットを試しても、どれもしっくりこない…」「被るとキノコ頭になって恥ずかしい…」そんな悩みを抱えているサイクリストは少なくないのではないでしょうか。
欧米メーカーのヘルメットは楕円形に設計されていることが多く、正円に近い形状が多いアジア人の頭にはフィットしにくい傾向があります。そんな中、台湾発のブランド「KPLUS(ケープラス)」のNOVAは、アジア人の頭型に最適化された設計で、日本人サイクリストの間で定番モデルとして浸透しています。
この記事では、2023年に登場した第2世代「NOVA Mips Air Node」の特徴や口コミでの評判、競合モデルとの違いを詳しく解説します。ヘルメット選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
KPLUS NOVAとは

KPLUS NOVAは、2014年に台湾・台北市で設立されたヘルメットブランド「KPLUS(ケープラス)」の人気モデルです。親会社に大手ヘルメットOEMメーカーを持ち、「ファッション」「クオリティ」「アジアンフィット」の3つをブランドコンセプトに掲げています。
2019年の日本上陸以来、NOVAは瞬く間に国内サイクリストの定番モデルとして浸透しました。2023年11月には第2世代となる「NOVA Mips Air Node」が登場し、安全性と快適性がさらに進化しています。
基本スペック
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 価格 | 29,700円(税込) |
| サイズ | S(53-56cm)/ M(56-59cm)/ L(59-62cm) |
| 重量 | S:255g / M:288g / L:338g |
| ベンチレーション | 15個 |
| 安全規格 | CE-EN1078認証、JCF公認 |
| カラー | 10色展開 |
Mサイズで288gという重量は、他社のハイスペックモデルと比較しても軽量な部類に入ります。GiroのAetherとほぼ同等の重さで、長時間のライドでも首への負担を軽減できる設計となっています。
注目したい4つの機能
Mips Air Nodeで安全性が向上

第2世代NOVAの最大の進化ポイントは、最新の衝撃保護技術「Mips Air Node」の搭載です。Mipsは斜め方向からの衝撃時に発生する回転力を緩和する技術で、Air Nodeはその中でも安全性と軽量性を両立した最新システムとなっています。
インナーパッドがスライドすることで回転衝撃を緩和し、万が一の事故時に脳への衝撃を軽減します。サイクリング専門メディアのレビューでは「Mipsが搭載されたことで安全性という死角がなくなった」と評価されています。
Newアジアンフィットでキノコ頭を解消
KPLUSのヘルメットは全製品でアジアンフィットを採用していますが、NOVAは独自開発の「Newアジアンフィット」を搭載しています。縦横比が正円に近い設計のため、日本人に多い丸型頭部でも隙間ができにくく、自然なシルエットを実現します。
ハチ部分に十分な空間が確保されているため、側頭部が圧迫されることなく快適に装着できます。レビューでは「キノコにならず自然なシルエット」「耳上の構造やストラップ設計により髪型がすっきり見える」と高く評価されています。
K2フィットシステムで細かな調整が可能

後頭部のダイヤルを回すと、頭を固定するプレートが前後に移動する「K2フィットシステム」を採用しています。第2世代ではダイヤルが大型化され、冬用グローブを装着した状態でも操作しやすくなりました。
柔らかに頭を支える設計のため、締め付け感が少なく長時間の装着でも快適に過ごせます。また、付属の3種類のパッド(5mmレギュラー、10mmレギュラー、5mm低反発)を組み合わせることで、より細かなフィッティング調整が可能です。
マグネットバックルで着脱がスムーズ

FIDLOCK®のマグネットバックルを採用しており、片手で瞬時にヘルメットを着脱できます。信号待ちでの脱着や、冬用グローブを装着したままでの操作も容易です。
口コミで評価されているポイント
フィット感への高評価
レビューで最も多く見られるのが、フィット感に対する高評価です。「頭全体を包む様なフィット感がある」「接触面積が多く、ラチェットでカリカリ締め付ける必要もない」といった声が多く見られます。
あるレビューでは「今までのヘルメットでは当たっていなかった部分が、軽く触れる様にホールドしてくれる」とコメントされており、アジアンフィットならではの装着感が支持されています。また「ヘルメットが横ブレ縦ブレすることがないせいか、特に登坂時に感じていた顎が引っ張られる不快感がない」という評価もあります。
デザインとカラー展開
スモーキーなアースカラーを中心としたカラー展開も好評です。セメントグレー、ミスティパープル、マスタードイエロー、サンドベージュなど、スポーティーすぎない配色が揃っており、私服との相性も良いと評価されています。
ワイズロードのスタッフレビューでは「女性にも使用しやすいようなカラーをラインナップしている」「SNS映えを考慮した造形」とコメントされており、見た目にこだわるサイクリストからの支持を集めています。
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購入前に知っておきたい注意点
価格は初代から値上げ
第2世代のNOVA Mips Air Nodeは29,700円(税込)で、初代の24,200円から5,500円の値上げとなっています。Mips Air Nodeの搭載やK2フィットシステムへのアップグレードを考慮すると妥当な価格設定ですが、OGK KABUTOなど国内メーカーと比較するとやや高めの価格帯です。
ただし、JCF公認でCE-EN1078認証も取得しており、安全性と品質は確かなものとなっています。
Mipsパッドの洗濯後取り付け
Mips Air Nodeは複雑な形状をしているため、洗濯後のパッド再取り付けがやや煩雑という声があります。慣れれば問題ないレベルですが、頻繁にパッドを洗いたい方は留意しておくと良いでしょう。
試着できる店舗が限られる
KPLUSは国内の取扱店舗が限られているため、実際に試着できる機会が少ないのが現状です。チャンピオンシステムジャパンが正規代理店となっており、東京都稲城市のCross Coffeeなど一部店舗で試着が可能です。サイズ選びに迷う場合は、可能であれば実店舗での試着をおすすめします。
競合モデルとの比較
KPLUS NOVAと、同価格帯のアジアンフィットヘルメットを比較すると、それぞれの特徴が見えてきます。
| 項目 | KPLUS NOVA | OGK IZANAGI | LAZER Z1 KC AF |
|---|---|---|---|
| 価格 | 29,700円 | 27,500円 | 25,300円 |
| 重量(M) | 288g | 215g | 230g |
| 安全技術 | Mips Air Node | A.I.ネット | KinetiCore |
| 強み | デザイン性、フィット感 | 軽量、通気性 | 軽量、レース向け |
OGK KABUTOのIZANAGIは215gと非常に軽量で、通気性にも優れています。軽さを最優先する方や、コストパフォーマンスを重視する方にはIZANAGIが向いています。
LAZERのZ1 KC AFは独自の衝撃吸収技術「KinetiCore」を搭載し、レース志向のサイクリストから支持されています。よりレーシーなスタイルを求める方にはこちらが適しています。
一方、KPLUS NOVAはデザイン性とフィット感に優れており、キノコ頭になりにくいシルエットやおしゃれなカラー展開が魅力です。見た目にこだわりつつ、安全性も妥協したくない方に向いています。
こんな方におすすめ
KPLUS NOVA Mips Air Nodeは、アジアンフィットのヘルメットを探している方に向いています。欧米メーカーのヘルメットがフィットしなかった経験がある方は、NOVAの包み込むようなフィット感を試してみる価値があります。
ヘルメットを被った時のキノコ頭シルエットが気になる方にもおすすめです。Newアジアンフィット設計により、自然で美しいシルエットを実現できます。
デザインやカラーにこだわりたい方にも適しています。スモーキーなアースカラーを中心とした10色展開で、ウェアやバイクとのコーディネートを楽しめます。
逆に、軽さを最優先する方や、できるだけ予算を抑えたい方には、OGK KABUTOなど他の選択肢も検討することをおすすめします。
まとめ
KPLUS NOVA Mips Air Nodeは、台湾発のヘルメットブランドが手がけるアジアンフィットモデルの決定版といえる製品です。最新の安全技術Mips Air Nodeを搭載しながら、日本人の頭型にフィットする設計とおしゃれなデザインを両立しています。
「日本人型の頭にフィットして、デザインの良いヘルメットは何か?」と聞かれたときに、多くのサイクリストがまずNOVAを連想するという評価が示すとおり、アジアンフィットヘルメットの定番モデルとしての地位を確立しています。
価格は29,700円とやや高めですが、JCF公認の安全性とデザイン性を兼ね備えた製品として、検討する価値のある1台です。
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